診療案内

歯並びと噛み合わせは体の健康とも密接につながっています。
また一般的な抜歯をする歯科矯正は、
歯の健康を損ねる場合があります。
当院では歯の健康を考慮し、できる限り
歯を抜かない治療を行い、歯の見かけのみならず、
全身の良好な健康状態の保持にも寄与します。
歯科矯正は何歳からでも、一本からでも矯正が可能です。

歯並びと噛み合わせは体の健康とも密接につながっています。また一般的な抜歯をする歯科矯正は、歯の健康を損ねる場合があります。当院では歯の健康を考慮し、できる限り歯を抜かない治療を行い、歯の見かけのみならず、全身の良好な健康状態の保持にも寄与します。歯科矯正は何歳からでも、一本からでも矯正が可能です。


子どもの咬合育成(小児矯正)

■ 咬合(こうごう)とは

簡単に言えば噛み合わせ、歯列がかっちり合わさること、位置関係のこと。
咬合が正常に調和しなないと、食事をうまくできなかったり、姿勢とも関係し徐々に様々な症状として現れます。
この咬合を、成長の段階にあわせて正しい咬合にしていくことを咬合育成といいます。

咬合が正常に調和しなないと、食事をうまくできなかったり、姿勢とも関係し徐々に様々な症状として現れます。 この咬合を、成長の段階にあわせて正しい咬合にしていくことを咬合育成といいます。
咬合育成に必要なの、は舌(ベロ)とほほの力のバランスと顎の発達。
”歯並びが悪い”と相談をされる原因の多く、実は生活習慣も大きく影響していることをご存じでしょうか。

一例として
● テレビを見る姿勢、食事をとる姿勢が横になりながら
● 勉強中にほおづえをつく
● 寝る姿勢がうつ伏せのまま
● 体操座りをずっとしている
これら日常においての姿勢も原因となります。

ですから、治療にはワイヤーで矯正することはもちろん、日ごろの生活習慣の改善と舌の機能訓練(ベロトレーニング)も合わせて必要となります。

■ 咬合育成の治療方法

ワイヤー使用と、ベロトレーニングを平行していきます。
ワイヤーのみで矯正ができると思われがちですが、実は顎の周りの筋肉などが正しく使えていないことで咬合がうまくいかなくなりますので、日ごろからのベロトレーニングも重要な役割を担います。

<ワイヤー矯正について>

永久歯が生え揃うための必要なスペースを作るために、歯を抜くことなく、ワイヤーで顎を広げていきます。治療の進行具合で、咬合が変化していくため、都度ワイヤーの入れ替えが必要となります。

<ベロトレーニングについて>

トレーニングは、個々の状態に合わせ、30~40種類程度あります。 行う時間は、30秒~1分程度 段階ごとに組み合わせを変え、ステップアップしていきます。

■ 咬合育成の治療時期、いつはじめるのか

スタート時期に最適なのは、前歯二本が抜け、永久歯が生えてきた頃。
行える時期は、小学校1年生頃から行えます。

■ 子どもの咬合育成は、いつまでに行うべきか?

永久歯に完全に変わる前まで。
年齢はおおよそ10歳までに行うことが望ましいです。
理由は、おおよそ歯が永久歯にすべて生え変わる時期で、乳歯がぐらぐらになり、ワイヤーでひっぱることができなくなるためです。

■ 咬合育成の治療期間、どのくらい時間がかかるのか

子どもの場合、1年半~2年程度

■ 1回あたりの治療時間、通院頻度

1回あたり、40分程度
通院は、三週間に1回が目安となります。

<矯正完了後>
3か月後に1度予後確認のため来院いただきます。
それから半年ごとに1度チェックし、永久歯にすべて生え変わる年齢の13~14歳くらいまでサポートしていきます。

■ 費用

矯正は自費治療となります。
~基本料金~
・子ども:45万円(税込)
・大人:80万円(税込)

調整料が別途5500円(税込)が都度かかります。
※ 調整料:成長に合わせて3週間程度でワイヤー交換、ベロのトレーニングなどの費用となります。
※ 症状の差による調整進行具合、個人差があります。

■ 当院の咬合育成、矯正へ想い

なにより、お口のトラブルに時間がとられるのはもったいないですよね。
子どものころから気をつけることで、成人後も生涯、不快な思いをせず日常生活を過ごしてもらいたい。
と当院ではこどもの頃からの咬合育成について真剣に考えています。

咬合は、噛み合わせや、顎関節症、肩こり、など身体への影響はもちろん、痛みがあったり、噛み合わせが悪いと歯が割れたり、くだけ、かけていくことで虫歯にもなりやすくなります。
また、歯並びが悪いと身体が歪んだり、食事が食べにくくもなります。

歯並びがよくなることで姿勢が良くなり、発音もしっかりできるようになります。
特に子どもたちには、人間が本来潜在的にもっている成長の能力を、すべて発揮できるように手助けをしてあげたい。
治療期間は1年半~2年程度と決して短くありませんが、正しい咬合に向けて私たちと一緒に続けていきましょう。

診療案内